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羽 根 物
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2-A 機種別

「貯留」と「パンク」の理解を深めるために主要メーカーの幾つかの機種の役物の紹介をします。これらの機種の役物には非常に素晴らしいアイデアもありますが、その違いによって打ち方を変える必要はありません。参考程度にご覧下さい。(ここで紹介している機種は有名かどうかではなく独断と偏見により掲載しております。)

SANKYO http://www.sankyo-fever.co.jp/

[マジカルカーペットDX] [CRマジカルカーペットSP] (2003)

<特徴>ラウンドは1・7・15R振り分け方式です。この機種で初めて羽根物に液晶画面が付きました。奥には上にあがった状態のカーペットがあり、羽根に拾われた玉は中段の透明の板の上を転がりカーペットの下に落ちます。カーペットの下に落ちた玉はそのまま手前に転がってきて、左右に動いているVゾーンに運良く入れば大当りとなります。(マジックカーペットI(1988)、フライングカーペットII(1992)に続くリバイバル機です。)

<貯留>ラウンド中はカーペットの位置が下がり、羽根に拾われた玉は中段の透明の板を転がってカーペットの上に乗ります。カーペットの上には最高9個乗り、ラウンド終了時にカーペット上の玉が一気に手前の方に流れてきます。この時にVゾーンに入らない場合はパンクとなります。(カーペットに乗る玉が少ないほどパンクする可能性が高くなります。)ラウンド中はカーペットに乗らない玉もありますが、その玉がVゾーンに入ってもVゾーンに蓋をするような状態で止まっているので強制的に次のラウンドに移行することはありません。

<リンク> オフィシャルページ

[新道路工事DX] [CR新道路工事SP] (2003)

<特徴>ラウンドは1・7・15R振り分け方式です。奥にプレスおじさんの人形があり、羽根に拾われた玉は中段の透明の板の上を転がりプレスおじさんの手前に落ちます。その後、手前に転がってきた玉が運良くVゾーンに入れば大当りとなります。(道路工事I(1990)、道路工事GP(1990)に続くリバイバル機です。)

<貯留>ラウンドが開始するとプレスおじさんが手前に出てきて透明の板の上で最高3個の玉を貯留します。4個の玉が羽根に拾われた時点でプレスおじさんが後ろに下がり、今度はステージ中央の磁石で3、4個の玉を貯留します。(見た目はプレスおじさんの持つプレス機に玉が引っ付いているように見えます。)通算7個の玉が羽根に拾われた時点で貯留が解除されます。ラウンド中は貯留されている以外の玉がVゾーンに入ることがよくありますが、その玉はVゾーンに蓋をするような状態で止まっているので強制的に次のラウンドに移行することはありません。(最初の上段での貯留はパンクにあまり関係しない、ただの演出のように見受けられます。)

<リンク> オフィシャルページ

[キングスターDX] [CRキングスターGP] (2003)

<特徴>ラウンドは1・7・15R振り分け方式です。役物の下部に回転体があり、6つの穴が開いています。それらの穴の1つがVゾーンです。羽根に拾われた玉は役物の円形の外壁をつたい、直接最下部まで運ばれます。最下部には奥の回転体に向かう赤くて短いレールがあり、この上に玉が乗ると回転体の穴に入ります。この時に入った穴が赤いVゾーンであれば大当りとなります。(キングスター(1982)、キングスターαII,αIII(1992)に続くリバイバル機です。)

<貯留>通常時に回転体は反時計回りに回転していますが、大当り中はVゾーンが(回転体を時計に見立てた時の)7時の位置で停止しています。ラウンド中は手前の赤くて短いレールの上に最高2個の玉が貯留されます。ラウンド終了時に回転体が回転を始め、レールの上に貯留されていた2つの玉がVゾーンとその次の穴に1つずつ入ります。

<キングチャンス>1Rか7Rが選択された場合は最初からもしくは7R目から貯留がなくなりますが、この機種には奇数ラウンドを自力で継続すればその後の偶数ラウンドは通常と同じ貯留機能が働くというちょっとお得な「キングチャンス」があります。奇数ラウンド中はVゾーンが5時の位置で停止しています。役物に6個の玉が入った時点で回転体が回り始め、赤くて短いレールの上に停留していた2個の玉はVゾーンの次とその次の穴に入ります。残り4個で通常の大当り時のようにVゾーンに玉が入れば自力継続成功となり、次の偶数ラウンドでは貯留機能が働きます。

<リンク> オフィシャルページ

[アクアパラダイスDX] [CRアクアパラダイスGP] (2004)

<特徴>ラウンドは2・5・15R振り分け方式です。液晶の手前に液晶の高さよりも大きな径の透明のプラスチックが時計回りに回転しており、円状に10個の小さな磁石が配置されています。この仕組みにより液晶上に玉が引っ付いたような奇抜な役物を実現しています。羽根に拾われた玉は役物最下部の透明の湾曲した透明の板の上に落ち、奥の方に転がっていきます。液晶面にぶつかった玉は磁石にくっつき液晶壁面を一周します。この間に役物上部から先に磁石の付いたアームが一瞬降りてきて、この時に玉が円周上の最上部にあるとアームの磁石にくっつきV入賞となります。一定時間後に最下部の湾曲した床が抜け、アームに拾われなかった玉は円周上の最下部に来た時に役物の穴に落とされます。

<貯留>大当り中は1ラウンド分の10個の玉が順に液晶壁面の磁石に引っ付いていきます。10個の玉が羽根に拾われた時点でアームが降りてきて円周上の最上部の玉を取っていきます。10個に近づくと空いている磁石が少なくなり、磁石とタイミングの合わなかった玉は湾曲した床部にとどまります。これらの磁石に付いていない玉の数だけ円周上に空きができ、アームが降りてきたときにこの空き部分が円周上の最上部に来るとパンクする可能性が生じます。2Rか5Rが選択された場合の貯留のないラウンドでは1個目と10個目の玉は液晶壁面の磁石に付くようになっていてタイミングが合えば円周最上部でアームに拾われますが、それ以外の2〜9個目の玉は湾曲した床が抜けているためそのまま役物下の穴に落ちていきます。

ラウンド抽選時は[2],[5],[15]の数字に加え[?]があります。[?]は2,5,15Rのいずれかですが事前の告知はなしという図柄です。

<リンク> オフィシャルページ

MARUHON http://www.maruhon-kogyo.co.jp/

[スーパーファインプレーMVP] [CRスーパーファインプレー] (2002)

<特徴>ラウンドは1・7・15R振り分け方式です。ほとんどの機種はVゾーンが役物内の手前・最下部にありますが、この機種は役物上部の奥に位置します。この上部のVゾーンに玉を運ぶのが役物の大部分を占める巨大なローラーです。このローラーの内部の数箇所には磁石が埋め込んであり、下から上に向かって回転しています。羽根に拾われた玉はまず役物の最下部に落ち、落ちた後ですぐにローラーの磁石に引っ付くと、ローラーの回転に合わせて上部へ持ち上げられます。役物上部に運ばれた玉は磁石から外れて奥のVゾーンに向かいます。玉が羽根に拾われてから1、2秒の間に磁石に引っ付くことが出来なかった場合は床が抜けるため落ちて消えます。(ファインプレーのリメイク機です。スーパーファインプレーは遊技したことがないのでこの文はファインプレーを基に書いております。)

<貯留>ローラーの上部に横長のバー(ボウリングのピンを片付けるようなバー)が出て磁石で上部に運ばれた玉は横1列に並びます。(並びきらない玉は磁石に付いて昇って落ちてを繰り返します。)貯留解除時はバーがなくなり並んでいた玉が一気に奥のVゾーンに転がっていきます。

HEIWA http://www.heiwanet.co.jp/

[ビッグシューターV] [CRビッグシューターK] (2002)

<特徴>ラウンドは8R固定方式です。奥で縦型の円柱が回転していて中段の左右に小さい扇風機のファンのようなものがついています。羽根に拾われた玉は中段の透明の板の上を転がり円柱の穴に入れば、円柱の中を通り下段に落ちてVゾーンへの入賞の可能性が高くなります。円柱の穴に入らなかった場合は脇から下段に落ちた後、手前の方に転がってきます。(ビッグシューター(1986)のリメイク機です。)

<貯留>大当り中は中段の左右のファンと奥の円柱が固定され、左右にそれぞれ3個ほど計約6個の玉が中段に停留します。それ以降に羽根に拾われた玉は中段上に留まる場所がないので自然と円柱の穴に入り、その部分で1個貯留されます。ラウンド中に役物に入る玉が6個以下ということはほとんどないですが、そのような場合は貯留部分に玉が行かないこともあるのでパンクの可能性が高くなります。

このリメイク版のビッグシューターVはほぼ確実に8ラウンド継続可能ですが、先代機は貯留がないため非常にパンクが多くなっています。それに加え、ラウンド中にVゾーンに玉が入ると強制的に次のラウンドに移行します。(中段の約6個の停留は早い段階でラウンド移行するのを防ぐためにあるようです。)何ラウンドまで行けるかというスリリングな展開と、途中で玉がVゾーンに入ることによるスピーディーなゲーム運びが上手く融合され非常に素晴らしい台になっていると思います。「パンクしない機種が良い機種」という風潮があるようですが、先代のビッグシューターを見かけた際には一度遊技してみることをオススメします。

<リンク> オフィシャルページ (音量注意)

ニューギン http://www.newgin.co.jp/

[ワニざんす] [CRワニざんす] (2002)

<特徴>ラウンドは1・7・15R振り分け方式です。奥にギャルとモンスターの絵が描かれた白い豆のようなものがあり、その手前にワニがいます。羽根に拾われた玉は上部の透明の板の上を転がり中段の左か右の奥に落ちます。落ちた玉はモンスターの下をくぐり、ギャルに向かって転がっていきます。多くの場合はギャルに邪魔されますが、ギャルが上に上がった状態だと玉はその下をくぐり中央で前後に動いているワニの口を手前に転がって、タイミングが良いとVゾーンに入ります。

<貯留>大当り中はギャルが上に上がった状態になり、その足元のワニの頭の上に1つ玉が貯留されます。1Rか7Rが選択された場合の貯留のないラウンドではギャルが下がった状態で、Vゾーンに通じるワニの頭に玉が入るのをブロックしています。役物に5個の玉が入った後はギャルが上下に動き始め、残り5個の玉の内の一つがVゾーンに入ると入った時点で強制的にラウンドが終了し、自力継続成功となります。

<リンク> オフィシャルページ / ザリざんす / さめざんす

大一 http://www.daiichi-shokai.co.jp/

[プッチモンEX] [CRプッチモン] (2002)

<特徴>ラウンドは1・7・15R振り分け方式です。奥に怪獣の人形があり、羽根に拾われた玉は中段の透明の板の上を怪獣の方に転がっていきます。怪獣が口をあけている時に玉が入るとVゾーンに転がっていきます。邪魔する棒が下から出てこなければ、Vゾーンに入り大当りとなります。

<貯留>大当り中は怪獣の口が開き、口の中に1個玉を貯留します。1Rか7Rが選択された場合は「技術介入」と名付けられた小細工をすることにより、既定以上のラウンド継続の可能性が少しだけ高くなります。これは貯留がなくなった以降のラウンドの18回目の羽根の開放時にのみ怪獣の口が開くのでそのタイミングに合わせて玉を入れればVゾーンに入りやすいというものです。実戦では貯留がないラウンドで役物に9個玉が入った時点で玉の打ちだしを止めます。その後、18回目の羽根の開放に合わせたカウントダウンが始まるのでその声に合わせて10個目の玉を打ち出します。しかしほとんど羽根に拾われることはないので知っていてもあまり得をしません。楽しむ目的で挑戦するのが良いと思います。

<リンク> オフィシャルページ / チョッキモン / ハイパーチョッキモン

Point:役物が違っても打ち方は全て同じです。

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