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スロットはパチンコよりも難しいというイメージがありますが、現在は初心者でも楽しめる機種がたくさんあります。機種によっては上級者と初心者とで出玉(出メダル)にかなりの差が出るものもありますが、初心者を視野に入れて作られた機種なら少しの差しかありません。

このサイトでは初心者にわかりやすい告知ランプが付いている「アイムジャグラー」を推奨し、例として多用しています。絵(図柄)は当サイトで作成したものを使用していますが並び方等はアイムジャグラーと全く同じです。

「パチスロ」と「スロット」、「コイン」と「メダル」、「大当り」と「ボーナス(パチンコではこの語は使用しません)」はほぼ同じ意味です。「出玉」のことを「出メダル」と言うことはありますが「出コイン」とは言いません。その他はどちらを使うかとくに決まりはありません。メーカーのサイトを見るとコインは「賭ける」よりも「掛ける」方が正しいようなのでこのサイトでも後者を使用しています。

1-A 名称と働き

現在(2007年4月)ホールに設置してあるスロットの半分以上が4号機です。北斗の拳SEや押忍!番長などの4号機の人気機種は法改正の関係で2007年の7月までにほとんど5号機に置き換えられる予定です。超初心者向けのこの章では4号機よりも遊びやすい5号機の代表機種「アイムジャグラー」を解説します。

4号機・5号機とは規則改正のバージョンのようなものです。改正される度に数字が増えていって現在はちょうど過渡期になるため、非常に取り沙汰されています。厳しくなった規則に沿って作られた5号機よりも4号機の方が人気が高いのが実情です。しかし撤去される予定であるため、4号機に関しての内容は全て脱・超初心者コーナーへ移しました。この超初心者はアイムジャグラーをはじめとする5号機のみを対象にしています。4号機は5号機と比べると超初心者には非常に危険です。4号機に関して詳しくは脱・超初心者のコーナーをご覧下さい。

当サイトでは5号機のアイムジャグラーを超初心者に推奨していますが、4号機のジャグラーは推奨していません。見分け方はこちらをご覧下さい。普通、4号機か5号機かは台に書いてないので、ウェブや攻略誌の情報を自分で調べる必要があります。

それでは下の図を見てください。まず正面に台があります。その左か右のどちらかにサンド(台と台の間に挟まれることからサンドイッチの略)があり、台の上にナンバーランプ(台番が付いているのでこう呼びます)があります。パチンコと違い、多くの店でサンドは2台に1つでサンドの両隣の台で共有します。(各台に付いている店の場合はサンドにノズルが付いていることが多くあります。)台とサンドとナンバーランプはそれぞれ別の会社が作っています。

下の図はキングパルサーという機種の台をベースに描いてありますが、どんな台でも見た目や場所が違うだけで下記の項目はほとんどあります。下の図の各項目をクリックすると説明が図の下に表示されます。

上の各名称をクリックするとここに説明が出ます。
1-B 遊び方

各部の名称にざっと目を通した所で 早速ゲーム性の説明をします。コインを3枚入れて(掛けて)スタートレバーを叩く(押し下げることを叩くと呼びます)と3つのリールが回り始めます。これを各リールの下にある停止ボタンを押して全て止めます。この一連の動作を1ゲーム(略すと1G)と呼びます。1ゲーム消化するとナンバーランプに表示されている「スタート」という数字が1つ上がります。運良く3つの図柄が揃ったら数枚のコインが払い出されます。この動作を1ゲーム〜数百ゲーム続けると777が揃って「ビッグボーナス」(大当り)となります。(パチンコは「1回転」と言いますが、スロットでは同じ意味でもほとんどの人が「1ゲーム」(略すと1G)と言います。)

スロットではパチンコと違い、普通は大当りが2種類あります。777が揃う「ビッグボーナス(BB)」とBAR BAR BARが揃う「レギュラーボーナス(RB)」でスロットでは普通「大当り」とは言わず口語で前者を「ビッグ」、後者を「バー」や「バケ(orオバケ)」と呼びます。RBはビッグの約1/3なのでRBが当たってもあまり喜ばれません。

ボーナスに当選してもBBかRBかはすぐに分からず、ビッグを期待していたのにレギュラーに“化けた”ということが「バケ」・「オバケ」と呼ばれるようになった理由です。

超初心者は「自分でリールを止めるなら777を揃えられる上手い人の方が得をする。」と思うかもしれませんが、実際はスタートレバーを叩いた時に内部で抽選をしていてその抽選に当たらない限り777を狙っても少しズレたところで止まります。


次は具体的な遊技方法です。まずコインを3枚以上入れてスタートレバーを叩いて(押し下げることを叩くと言います)下さい。すると左・中・右の3つのリールが回り出します。リールが回りだしたら左から順にストップボタンを押してリールを停止させて下さい。大当りまでこの動作の繰り返しです。

ストップボタンを押す順序について、左・中・右の押し方を「順押し」と呼びます。左・右・中を「ハサミ押し」(もしくは「はさみ打ち」)と呼びます。その他「逆押し」などありますが特に理由がない限り、左リールを最初に止めるのが基本です。

1ゲーム毎の間隔が短いと(or速くプレイしていると)リールが回りだしてからウェイトと言う待ち時間になり、この間はストップボタンが効きません。この待ち時間が過ぎると3つのストップボタンが点灯しボタンが効くようになります。(ウェイトは1ゲーム4.1秒以上という規則を満たす為にあります。)

最初にコインを3枚以上入れると「クレジット」の数字が増えていきます。クレジットの役割はコインを入れる手間を省くもので、数字がコインの枚数に符合します。コインを入れたときにまだ1枚も掛けられていない状態だと、最初に入れた3枚のコインは強制的に掛けられます。クレジットは最高50枚まで貯められます。

払い出しがある場合は直接クレジットが増えていきますが、クレジットが50枚以上になると下皿にコインが出てきます。(例えばクレジットが45の時に15枚の払い出しがあった場合はクレジットが50になり残りの10枚のコインが下皿に出てきます。)やめる時は清算ボタンを押せばクレジットの数字分コインが出てきます。リールが回っている最中や払い出し中はコインを投入してもそのまま下皿に出てきます。

精算ボタンを長く(3秒程度)押し続けないとクレジットが精算されない機種も多くあります。また、機種によっては常にクレジットが有効ではなくてONとOFFを切り替えるタイプもあります。その場合はスイッチ(清算ボタン)を何度か押してクレジットのデジタル表示を点灯させないと、3枚以上投入してもそのまま落ちてきます。

クレジットがあるときにスタートレバーの付近にある「MAX BET」ボタン(マックスベット。最高枚数掛けるの意味です)を押すとコインを入れなくても3枚掛けることが出来ます。「1BET」のボタンがある機種はそのボタンを3回押しても同じ効果が得られます。数ゲームプレイするとクレジットがなくなるので先の動作を繰り返します。中にはベットボタンを使わず毎回3枚ずつ手入れする人もいます。逆に常にクレジットを50にしている人もいます。

一般的なコインの投入方法はまずコインを15枚位重ねて棒状にして、コイン投入口に寝かせます。(この時、個々のコインは立ってます。)そして後ろから親指を振動させながら押し込んでいくと投入口に連続して入っていきます。慣れれば角度の調整のみでスルスル入っていきます。


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どの図柄が揃うと何枚コインが払い出されるかはほとんどの機種で上図のような表が台のパネルに表示してあります。一般的なのはボーナス図柄に加え、スイカ3つ、ベル3つ、左リールにチェリーが1つ、リプレイ3つなどです。これらの役の内、ボーナス以外を小役(こやく)といいます。

上図の「BB+RT100」というのは777かもう一つの7が3つ揃うとビッグボーナス(BB=BigBonusの略)がスタートし、終了後におまけのリプレイタイム(RT=ReplayTimeの略)が100ゲーム付くという意味です。ビッグの図柄はほとんどの機種で2種類(上図のような2種類の7や赤い7と青い7などの色違い等)あります。

RB+RT50」はレギュラーボーナス(RB=RegularBonusの略)の後に50ゲームのリプレイタイムを意味します。機種によってはBBとRBの他に獲得枚数がビッグよりも少なくレギュラーよりも多いミドルボーナス(MB=MiddleBonusの略)があるものもあります。

アイムジャグラーのRB図柄は[7・7・BAR]で、BARを3つ揃えてもRBは始まらないので注意して下さい。他の機種では[赤7・赤7・青7]がボーナス図柄の場合もあります。つまり、機種によって組み合わせは様々です。

上図の右側は一般的な小役の例で、上から順にスイカ・ベル・チェリー・リプレイです。チェリーは左リールにチェリーが止まれば中・右リールは何でも良いということを意味しています。リプレイ図柄が3つ揃うとその名の通りコインを掛けずにもう一度プレイすることが出来ます。図柄は機種によってかなり違いがありますが、ここに挙げた緑・黄・赤・水色の4つの小役はほとんどの機種に存在します。

リプレイタイム(RT)というのはリプレイ確率が高くなるゲームのことで、コインをほとんど減らさず規定ゲーム数(もしくは別の終了契機)までプレイすることが出来ます。アイムジャグラーにRTは搭載されていません。

リプレイが揃うと多くの機種で台枠が点滅します。リプレイが揃っている時にコインを入れてもクレジットには貯まらずそのまま下皿に落ちてくるので注意してください。

一般的な小役の特徴は上図の通りで、機種によってチェリーは中段に止まるほど「アツく」なります。アイムジャグラーではマスカットが普通の機種のベルに相当します。同機のベルとピエロはほとんど出ず、期待度も高いわけではありません。同機ではチェリーに当選した時の約6%の割合でボーナスにも当選しているため、チェリーだけ「アツい」小役となっています。なお、同機の上下段と中段のチェリーに他機種のような違いはありません。


有効ラインリールを停止させた時にどれかの小役が有効ライン上に揃うとコインが図柄に応じた枚数分払い出されます。有効ラインが1ラインの時に別のラインに小役が揃っても何も起こりません。

チェリーは少し変わった小役で、有効ラインが5ラインの時に左上段か左下段に出た場合は横と斜めのラインがダブるので2倍(例の場合は払出し2枚なので計4枚)の払い出しがあります。(注意:枚数は1ラインに対する払出し枚数なので3枚掛けたからといって3倍出てくるわけではありません。このように成立ラインがダブる小役は普通はチェリーだけです。)

最近の機種はアイムジャグラーのように1枚掛けでも5ライン有効な機種が多くなっています。機種によっては1・2枚掛けだと右上図のように有効ラインが少なくなる機種もあります。1枚掛けや2枚掛けでもプレイ出来る機種では、3枚掛けの方が有利なので必ず3枚掛けでプレイしてください。

 Point:初心者は3枚掛け&順押しでプレイしましょう。

1-C 抽選・設定・確率

見た目は自分で止められる感じがするスロットですが、実際はスタートレバーを叩いた時(もしくはリールが回りだすまでの間)に内部で抽選を行い、その抽選に当たらない限りビッグやレギュラーや小役を狙って止めても揃うことはありません。1ゲーム毎にビッグかレギュラーか小役かハズレかの抽選を行っています。小役の抽選に当選してもその小役を揃えることが出来なかったことを「取りこぼし」と呼び、損になります。

しかし取りこぼさないように毎回 小役狙い打法(KKK打法やDDT打法と呼ばれる)をしている人は一部の上級者で、多くの人は小役狙いは面倒or出来ないので「オヤジ打ち」(技術を使用せず打つこと。ここでは図柄を狙わず止めることの意。「適当打ち」とも呼ぶ)で打っています。

アイムジャグラーではピエロとベルとチェリーに取りこぼしが発生します。ピエロとベルの確率は1/1000という他機種の小役ではありえないほど低確率で、取りこぼしを議論する以前の問題です。チェリーは約1/30で30回に1回当選する割合です。左リールをオヤジ打ち(適当に打つこと)していた場合、チェリーは配列からして約1/3くらいの確率で取りこぼすでしょう。合算すると約90回に1回の割合で2枚の損が発生します。まとめるとアイムジャグラーではオヤジ打ちでもほとんど損しません。アイムジャグラーの先代機である4号機のジャグラーシリーズは取りこぼしが多く発生するので注意してください。(数値はあくまで確率です。)

ビッグやレギュラーのボーナスには「取りこぼし」は無く、抽選に当たったら777BAR BAR BARを揃える(後述の目押しが必要です)まで当選したままです。(抽選に当たることを一般的に「フラグ成立」と呼びます。口語では特にボーナスの抽選に当たったことを「入った」と言います。例:「入った?」というのは「ボーナスに当選した?」という意味です。)

なぜ狙った役が揃わないかを詳しく説明します。メーカーが台を作る際の規則で「停止ボタンを押した後0.19秒以内に止まること」という項目があって、これを逆に考えると「ストップボタンが押された瞬間に止めなくてもよい」と解釈できます。これにより台はストップボタンが押されてから0.19秒間の間に1周21コマ(21個の図柄)の内、最高4コマ分リールを回転させる(停止させるのを待つ)ことが出来ます。この最大4コマのタイミングのズレを利用して抽選に当たっている時はプレイヤーが押すタイミングを早まってもリールをずらして図柄を揃え、抽選に外れた時はプレイヤーが丁度のタイミングで押しても(ビタ押しと呼びます)図柄が少しズレたところでリールを止めます。このように0.19秒を利用して台が図柄を揃えたり揃えなかったりすることを「リール制御」と呼びます。これをプレイヤーの視点から見た時、ある図柄を狙ってストップボタンを丁度のタイミングで押したのに数コマずれて止まるのを「スベリ」(有名な語)と呼びます。(3つのメインリールが逆回転することはありません。)


パチンコ店がパチンコの出玉の調整を行うのは釘ですが、スロットはネジで調整します。ウソです。スロットの調整は「設定(有名な語)と呼ばれる6段階の確率をパチンコ(パチスロ)店が毎日変更することで行います。(設定変更には専用の鍵が必要です。)設定1が一番低い確率で、設定6が一番高い確率です。設定は客からは全くわかりません。店の中でも各台の設定を知っているのは一部の役職者のみだと思われます。普通、設定1〜3を低設定と呼び、設定4〜6を高設定と呼びます。設定5・6はあまり無いと考えておいた方が良いでしょう。(設定判別法がある機種もありますが、その機種に詳しい人がある程度遊技しないとわかりません。)

大手メーカーをはじめとする一部の機種で設定が2段階や4段階の機種もあります。

BB
RB
出玉率
設定1
1/287.4
1/455.1
95.8%
設定2
1/282.5
1/442.8
96.7%
設定3
1/282.5
1/348.6
98.7%
設定4
1/273.1
1/321.3
100.8%
設定5
1/273.1
1/268.6
102.8%
設定6
1/268.6
1/268.6
105.1%

左の表はアイムジャグラーEXの設定毎の確率です。多くの機種で表のようにRBよりBBの方が確率が高くなっています。出玉率は投入枚数に対する払出し枚数の割合です。数字を見れば設定6は設定1より出やすいと言えますが、実際に設定によって出玉に影響を受けるのは1日中打っている常連の客くらいで、2万円位使った所で影響は少ないと思われます。(ある店で設定公開のイベントをやっていましたが、爆発台(大当りしまくっている台)が設定1か設定2ということはよくありました。)

1/287.4というのは287回に1回ビッグを引く確率という意味ですが287G(Gはゲームの略。スタート回転と同義)プレイしたからといって必ずビッグになることはありません。パチンコと同様、スロットも「完全確率方式」なのでボーナス直後の1Gで大当りすることもあれば3,000Gプレイしても大当りしないこともあります。そのためスタート回転の表示が280位だからといってその台に座るのはほとんど無意味です。1000円で30Gプレイ可能と仮定した場合、3,000Gプレーするには10万円以上必要ということになります。確率はあくまで目安と考えて、くれぐれもツっ込みすぎないように注意してください。

完全確率方式をくじを例にもう少し説明します。6本のうち1本が当たりくじだとして、1本引くごとにそのくじを捨てていくと最高でも6回ひけば1回は必ず当たります。逆に1本ひいた後に毎回そのくじを元に戻す場合は何度ひいても確率は1/6です。運が悪ければ100回ひいても当たらない場合もあるはずです。この後者の方が完全確率方式です。

Point:高設定と謳っていても店が設定を見せてくれることはありません。なんでだろう。

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