パチンコでの主な作業はドル箱の上げ下ろしですが、超初心者にとって「いつ替えるのか」がわかりにくいためここで詳しく解説します。
大海物語と新海物語の大当り中の画面は左図のような感じです。左上に「現在のラウンド数」があり、右上に「大当り図柄」があります。大当り図柄が確変図柄であれば空箱を準備します。ラウンド数はアタッカーに玉が9個(機種によって異なる)入る毎に増えていき、15ラウンド目(機種によって異なる)では「最終」と表示されます。箱を替えるべきか判断する時にラウンド数の表示が役立ちます。
海物語は図柄の数字が小さいのでほとんどの店員は絵を見て確変か単発かを判断しています。
機種によって大当り中の画面はまったく異なります。多くの機種で大当り図柄・ラウンド数の表示がありますが、一部の機種ではラウンドとラウンドの合間の短時間のみ表示されるものがあります。また大当り開始からラウンド開始までの時間が長い機種もあり、これらの機種では図柄を確認するために客の後ろで少し立ち止まる必要があります。
右図は海物語の確変・時短中の画面例です。(図柄はなぜか当サイトで調理してあります。)これは大当り終了後の回転中の画面であり、大当り中は図柄によって背景が変わるわけではありません。
確変・時短を簡単におさらいすると確変は次の大当りまで玉が減りにくい、時短は100回転だけ玉が減りにくいというのがその特色です。(確変・時短に関して詳しくはパチンコ>>超初心者の2ページ目をご覧下さい。)巡回中は画面が確変中でドル箱が満タンの台を見つけ次第、空箱と替えるという作業がメインとなります。
機種によって確変・時短中の画面は異なり、海のような背景でわかる機種と画面のどこかに「確変中」・「時短(チャンスタイム)中」の文字が表示される機種とに大別されます。一部の機種では確変・時短の区別を故意に表示しないものや台枠の光り方の違いによってのみ区別がつく機種があります。この確変・時短画面の区別の方法は客の遊技中に画面を覗き込んで自分で調べるか同僚に聞くことになります。
![]() |
||
![]() |
![]() |
![]() |
上図は大当り・確変・時短と玉の量の関係でいつ箱を替えるかを示した図です。右部の玉の量グラフは縦に伸びる細い線でドル箱の箱数を示していますので、この細線と赤い線の関係にも注目してご覧ください。上図に加えてグラフ部のA,B,Cの箇所について以下に補足します。
CheckPointA:確変中に玉が減る店では箱を替えようとした時に断られる場合があります。この場合は次の大当り時にランプで呼ばれることになります。超初心者の店員の中には、ほぼ満タンのドル箱だけを見て大当り終了を待たずに箱を替えようとする人がいます。しかし箱を替えるのが早すぎると次の大当りの出玉があふれてランプで呼ばれる可能性が出てくるため、このAの時点では大当りが終了してから箱を替えて下さい。
CheckPointB:玉がドル箱の半分ある状態で大当りしたので、大当り中に満タンになりランプで呼ばれます。このため最初に空のドル箱を2つ準備しておけば巡回時に、大当り中の取り替えの必要性に気づくことが出来るため無用なコールランプを減らすことが出来ます。しかしどの台に呼ばれるか覚えていられる人は空箱を2つ置く必要はありませんし、店によっては2つ置いてはダメと言われるかもしれません。
上図では大当り開始時の玉の量がドル箱半分ですが、仮に3/4以上の玉があったと想定すると大当り開始時に下ろしてしまえば大当り中に箱を替える必要がなくなります。この場合は断られることが多くありますが、忙しいときには大当り開始時だけでなく確変中でも断られるのを覚悟で積極的に下ろしていくのが望ましいと思います。
CheckPointC:単発図柄なのでこの後に続く時短が終了すると玉が減り始めます。このためここで箱を替えるとすぐに上げなければならなくなるため店員としては極力下ろさないほうが助かります。ドル箱がすりきり一杯&下皿が空の状態でラウンド数が10を超えていれば多くの客がそのまま入れます。ドル箱が満タンで10ラウンド以下であれば下ろしたほうが良いでしょう。無理やり入れたい客はこの時に断ってきます。
これらA,B,Cでのポイントはコールランプを減らすために何が出来るかということです。店員の都合を優先して玉の量を調整すれば仕事がしやすくなりますが、多くの客は床のドル箱を満タンにしたがるため客の満足度に反する面もあります。ここで紹介しているのはあくまで一例ですので、店の稼動・状況によって柔軟に対応していってください。
実際には数十台を担当することになるため上図のように玉の量を追うことは不可能で、巡回中は台を一目見て状況を判断することになります。やり方は人それぞれだとは思いますが、基本的に見る場所は画面が確変中&ドル箱が満タンだったら空箱に取換え、大当り中は図柄を見て必要であれば空箱を用意し、玉がほとんどなければ床の箱を上げます。慣れてきたら大当り中のラウンド数を見ることにより無用なコールランプを減らすことができます。忙しい時に画面を見てから箱を見てそれから少し考えて・・・とやっていると面白いほどランプを点けられてしまうため、なるべく早めに歩いてそれに目を慣らすようにして下さい。
確変図柄での大当り終了後から確率変動状態になるので、「確変で当たったら」と言うと「確変中に大当りしたら」ということになります。しかし教わる時に「確変で当たったら」と言われたらほとんどが「確変"図柄”で大当りしたら」ということですので店員超初心者は混乱しないようにして下さい。
Point1:確変画面&ドル箱満タンの台は即、空箱に替えます。
Point2:少し先を考えて空箱の準備・箱下ろしをしましょう。

鍵の管理
初めて働くことになった場合、たくさん掛かっている台鍵を見て「これだけあれば1つくらい無くなってもいいだろう」と勘違いするかもしれませんが、紛失は厳禁です。鍵がゴト師の手に渡った場合の損失は計り知れません。普通の客が拾っても台ガラスを開けて釘を広げることくらいの事はものの5秒で出来ます。全ての台の鍵を取り替えることになった場合は100万円以上かかるようです。合鍵を作成されることを防止するため食事休憩でも店外への鍵の持ち出しは禁止です。パチンコを全く知らない人からするとどうでもよさそうに見える鍵ですが、働く際には非常に貴重であるという認識を持って下さい。普通の鍵はもしもの時の為に合鍵を作りますが台鍵で同じ考えをするのはタブー、ノリスケおじさんの子はバブーです。
台・台ガラスの半開き
上記の鍵と同じくゴト行為の餌食となる可能性がありますので非常に重要です。それにも関わらず最初の頃は特にパチンコの台ガラスと台で、しっかり閉めたつもりが少し開いていることがよくあります。それを注意されても「どのような状態が半開きなのか」を実際に理解するまでは「閉め忘れたのは自分ではない」と思いがちです。私の経験上、チェックをしたにも関わらず開いていたこともありますので最初は特に注意する必要があります。マナーの良いゴト師は少ないと思うので確認する際はパチンコもスロットも多少強めに引っ張らないと意味がありません。
台を開ける
入社して数年間は許可された場面以外に台を開けるのはやめるべきです。仮に裏詰まりの対処法を勉強するために開けたとしても、役職者がそれをカメラで見ていた場合は要注意人物とみなされます。この理由は従業員による不正があるためです。パチンコを全く知らないのにパチンコ店で働くことになった人にとって「ゴト」は対岸の火事のように思えますが、経営者を欺き店長自身が炎上していることもあるので正当性よりも疑われないことを念頭に置いて行動したほうが良いでしょう。少し理由は異なりますがスロットの設定を変更している時にそのコースに入ったり覗き込むのは厳禁です。
食事休憩札
客に「食事に行ってくる」と言われた場合、ナンバーランプが食事休憩に対応していればリモコンのボタンを押すだけなので簡単です。しかし多くの店でナンバーランプにその機能はなく、食事休憩中札を台に置くという手法を採っています。忙しい店では、「食事に行ってくる」と言われている時にランプで他の客に呼ばれそのランプに対応している最中に他の客にランプで呼ばれ...といった感じで札を台に置くまでに他の作業が入る事は日常茶飯事です。この後で食事休憩ということを忘れ、他のスタッフ(もしくは自分)が普通の放置台と同じように回収してしまった後で別の客がその台で大当りした場合は必ずトラブルとなります。そんなことにならないように客に「食事」と言われる度に自分の手の甲にボールペンで台番を記したり、目立つ小さな目印を幾つか常に持っておいて「食事」と言われる度にその目印を台に置いて後から食事札と交換するなど工夫して下さい。覚えられるからいいやと思っていても食事休憩が5台くらい連続するとキビシーです。
ジェットの放置
ジェットに玉を流した後でボタンを押さず客にも引き継がずにその場を離れる新人がいます。この後で別のスタッフが別の客の玉をそのジェットに流してしまうと大きな問題となります。(この場合はしっかり確認しなかった後のスタッフにも非がありますが、玉を流したジェットをそのままで放置するのは論外です。)このような事態を防ぐためにジェットに玉を流した後に客を呼びに行ったりする場合は空のドル箱をかぶせるなどの配慮が必要です。交換の際に数箱ずつ運んでは流してを繰り返すとジェットが放置される時間が生ずるので、必ず全てのドル箱をジェットの前に運んでから流して下さい。
出玉の区別
椅子の下に積んだドル箱(出玉)はほとんどの店で横に3つしか置くことが出来ません。3列を超えると隣の台の縄張りにはみ出すことがあります。このはみ出した状態の時に縄張りを侵されている台が連チャンした場合、その台の箱は角度を付けて置いたり、縄張りを侵しているほうの箱を足元の奥の方にずらすなど何らかの方法で隣の台の出玉と混ざらないように区別する必要があります。自分では区別できても、休憩中や大量交換時などで他のスタッフがその台の箱を上げ下げする時に区別できずに混ざってしまうようでは意味がありません。区別できるかどうかは常に客観的に考えましょう。店によってはドル箱に台番を書いた札を挿す店もありますが、そのような場面ではどの位置に挿すかにも注意してください。
カウンターに入らない
カウンター内には特殊景品が数百万円分置いてあるため、許可されたスタッフ以外は入ってはいけません。ちょっと物を取るだけなど軽い気持ちで入っても、店側からしてみれば重大なことです。どの店でもカウンターを監視する防犯カメラが設置してあります。
公平性
不正につながったり店の信用を落とすことになるため、特定の客をひいきにしたり物を貰ったりするのは禁止です。ある客を特別扱いしたりある客に物を貰ったりしたのを目撃された後では1回の大当りだけでも負けている客は怪しみます。店員に物をあげようとする客は、その店員を仲間に引き込もうとするゴト師かもしれません。誰が見ているかわからないので店外で客と食事をしたりするのもやめるべきです。
親族・友人の来店
上記の公平性の観点から、親族や友人が自店で客として遊技するのは好ましくありません。また、親族・友人などに「あの日は入替だから遅くなる」などと新台入替に関しての情報を漏らすのは厳禁です。ライバル店が参考にすること以外にも店にとって悪影響となる要素を含んでいます。
解析データ
スロットでは解析データを活用した方が有利となりますが、これらの情報は非公式であり雑誌などを読み自分で調べてくるのが普通です。天井の数値を聞かれて店員が教えた場合には「あと何ゲームで大当りです」と言っているのと変わりませんし、「いい台教えて」と言われてイベント以外の店側が認知しない特定の台を教えるのも非常によろしくありません。小冊子に書いてあることなどは店員として熟知しているほうが良いと思いますが、公平性を保つために客への同情などは禁物です。(天井を聞かれたときには教えるという方針の店もあります。)
近隣店での遊技
同じ系列の店はもちろんのこと、店によってはライバル店のスタッフが客として来るのを禁止している店もあります。近隣店で遊ぶ場合は事前に自店のスタッフに聞くなどした方が良いでしょう。ライバル店で遊技可能でも満席の新台や満席のイベント台は自店の客と競合する恐れがあるため避けたほうが賢明です。
インカム
トランシーバーのようなものでスタッフ同士が業務連絡をするために使用します。大量交換時や客の案内などでコースを離れる時は必ずインカムで一言伝え(「○コース大量交換入ります。」など)、戻る時にはコースに戻ったことを伝えます。(「○コース戻りました。」など。)慣れるまでは苦労しますが、これを聞いていればホールの状態を把握することが出来ます。最初は自分が喋ることだけで精一杯ですが、余裕が出てきたら他のコース担当者の動きを把握して適時フォローに入れるようにしてください。初めて使う人は喋るのに必死で他の人が話しているときに割り込むことがよくあります。その他、担当コースの変更や休憩の指示などもインカムで飛び交うので、聞くほうにも注意を払ってください。
統 計
1時間か2時間に1回近隣店に自店のスタッフが出向いて客の数を数えることを「統計(を取る)」又は「頭(あたま)取り」や「稼動(を取る)」と呼びます。時間などは組合での取り決めがあるようです。他店スタッフが自分の担当コースを通ることがありますがライバル意識を燃やして睨んだりするのは禁物です。自店のスタッフも他店で統計を取っているため肩身の狭い思いをすることになります。統計を取っているスタッフと話すことはありませんが、自分が他店の統計を取ることになった時のことも考えて他店のスタッフには親切・丁寧に対応しましょう。なお、統計を取る際には指やボールペンで客の数を数えると嫌がる店もあるので手は動かさずに数えた方が無難です。
電 源
国内の通常の電源は100Vですが、台の電源は一部のスロットメーカーを除いてほとんどが24Vです。幕板を開けると両方のボルトのコンセントがあります。入ったばかりの人が台の電源を扱うことはまずありませんが、開店作業などで100Vの普通の掃除機などを使うことがあるかもしれないので知っておいて損はありません。台の電源を100Vから取ると基板が壊れるそうなので入替作業時にコンセントを差すことになった場合は十分に気を付けて下さい。
ナンセンス1
ある程度慣れてきて自分のコースを一通り見ることが出来るようになると今度は他のコースのフォローに入らなくてはならない場面が出てきます。しかし未経験の人に必ず見られる習性として他のコースのコーナーランプが点いているのを発見したら即座に駆けつけるというものがあります。事前にインカムで「○コース、ランプが点いたらフォローお願いします。」と言われている場合は素早く対応すべきですがその他の場面では「フォローに行った担当コースに人がいなくなり1つのランプに2人が対応する」という無駄が生じます。
重要視すべきはそのコースの担当者の感情です。そのコースの担当者が連続交換などで手が回らない時のフォローは非常に有り難いですが、ランプに駆けつけている最中に隣のコースの担当者が来て対応することが何度も続けば自然とやる気は無くなります。「のろい他のコース担当者を待つより、1秒でも早く対応した方が客のため」というのは正論だと思いますが、それが本当に「店の利益」になるかを考えると少し疑問が残ります。
実際には店側がランプ対応のスピードにどれほどの比重を置いているかによってフォローに入るかどうかはまちまちですが、点滅しているランプを見つけた途端に間髪入れずインカムで「○コースランプ対応お願いします。」と言うのはよろしくありません。他のコースへの不必要なフォローを繰り返すけれども自分の担当コースは汚いままというのは接客を重視する店では極めてナンセンスです。
ナンセンス2
上記の不必要なランプフォローと似ていますが、隣のコースで大当りが発生した場合にコーナーランプが一時的に点滅します。それを見て隣のコースを覗きこみ、自分の方がその台に近い時は確変時の箱などを下に置くなど必要な処置をした後に「礼はいらんよ」といった顔で戻って行くスタッフがいます。暇な時は山手線のようによく来ますが、忙しくなってくると人身事故でもあったかのようにダイヤが乱れ運休状態が続きます。
手伝っているほうは非常に気分が良いですが、余裕がある時に手伝われたほうの目には「馬鹿にしている」と映ることもあります。「LN制の店においてラッキーナンバーで最終ラウンドに近いのに札を挿していないのを発見した場合」のような迷う場面も多々ありますが、他のコースへの干渉は必要最小限にすべきだと思います。特に新人の時期に既存スタッフのフォローに入る場合は、既存スタッフ以上に気を使ったほうが良いでしょう。多くの店ではフリーとして複数コースを監督・フォローするスタッフがいます。
注)ここでは単に「客」と書いていますが、仕事中は多くの店で「お客様」と呼びます。
Point:大金が動いていることを認識しましょう。

これから働く方の為に失敗談を幾つか紹介します。同じ失敗をしないようにお役立て下さい。
・カウンターの上のドル箱を忘れたまま床のドル箱だけ運んで交換。その後、上皿と下皿が空で、満タンのドル箱だけが残っている奇妙な放置台を発見し発覚。裏詰まりや時短中バージョンもあり。(確変・時短中に客が帰った場合は別の客が遊技を始める前にリセット(ラムクリア)する必要があります。リセットするのは普通、新人の役目ではありません。)
・全台ほぼ満席状態の時に事務所から「○○番台データ上がってないぞ」とインカム。通常は機器の故障や配線不良などですが、な・なんと!食事休憩札の終了時間を1時間も超過したままの台でした。超初心者の頃は食事に行ったまま帰ってこない客がいるとは思いもしませんでした。
・スロットの台の上にジュースを置いている客がいて、それを確認せずに台をあけた為ひっくり返って台がショート。
・スロットの台の上のドル箱を置いてあるところにジュースのカップが置いてありました。空き台だったのでカップも空だろうと思って素早く取ったら中身は満タンで、隣の客にかかってしまいました。
・羽根物ですごく連チャンしている台があったのでよく見ると台の右下が浮いています。台を開けてみると台枠との間に玉が挟まっていました。玉を取り除き、台をしっかり閉めた後は連チャンストップ。7箱も持っていかれました。ちなみにニューギンの台です。
・大量交換のためドル箱を台車に積む際、一番下のドル箱の中身が偏ったままでしたが、急いでいたためにそのまま残りのドル箱を積み上げました。台車を押していくと床の段差で徐々に進行方向に傾いていきます。横から見ればすぐにわかるのですが、押している本人からは大丈夫そうに見えます。更に少し進んだ後でその大丈夫そうに見えていたドル箱たちが手の届かない方向へ倒れていきました。さようなら。

・'04年内規以前(新海物語の時代。以降旧内規と記す)のパチンコには、バックアップ機能(メモリー)がついているものとついていないものがありましたが、同内規以降(大海物語の時代。以降新内規と記す)は全てバックアップ機能がついているので電源を切っても確変などは消えません。新海は旧内規の機種ですがバックアップ機能がついていました。同世代の機種でバックアップ機能を付けていなかったメーカーは京楽や富士商事などです。
・大当り中の対処(パチンコ)
- 前止まり
- 玉の流れにほとんど影響しないと予測できる場合は大当り終了後に対処します。玉の流れを遮っている場合は台ガラスを開ける必要があるため客には打つのを待ってもらいます。
- ランプ対応が遅れた時などは客がかなりの玉を損するため、以前は多くの店でアタッカーに玉を入れて出玉を補償していました。しかし2006年5月の法改正により補償に関しても警察の目が厳しくなったので、補償するか否かは店・状況によります。補償する場合は必ず店の指示を仰いだ上で行ってください。
- 羽根物は普通のデジパチよりも神経を使う必要があるのでここでは説明しきれません。ラウンド移行の仕組みをよく理解した上で対処してください。
- 裏詰まり
- 基本的に裏詰まりでは客の遊技を中断する必要はなく、逆に遊技を続けてもらうか対処しながら自分でハンドルを持ち続けなければなりません。
- 通常時と同じやり方(幕板を開ける/台を少し開けてほぐす/エラー解除ボタン)で直った場合はそれで対処終了です。
- 直らない場合は大当りが終了してから対処することを客に伝えてそのまま打ってもらったほうが良いでしょう。
- 裏詰まりを解消すれば賞球待ちの玉は全て出てくるので、最終的に出玉が少ない場合の原因は主にアタッカーに玉が入らなかったことによるものです。
- 羽根物で大当り中に台を開け閉めする時はもっと神経を使う必要があるので、ラウンド移行の仕組みをよく理解した上で対処してください。
- 玉飛び不良
- 台ガラスを開ける必要があるため、注意すべき点は前止まりと同じです。
- 玉が数珠状になっていて飛ばない事がほとんどで、カセットの清掃をしたことのある人ならすぐに直せます。
- すぐに直らない場合は早めに助けを呼んでください。
- まれに客が下皿の玉を開放するのを忘れていて大量の裏詰まりと同じ状況で打ち出しが止まっている場合もありますが、この場合は下皿のシャッターを開放すればすぐに打ち出しが始まります。
・海物語の時代には電源スイッチが無い機種が多かったため、確変を切る時などは直接コンセントを抜いていました。このため入替作業の時に電源スイッチがついている機種でも電源を切らずにコンセントを抜く人が多くいます。真似はしないようにしましょう。
・古い機種ではチャッカーに入った玉は出口付近で止められて、その玉に対応する賞球がある毎に止められていた玉が落ちます。この機構により賞球を保証していますが裏詰まりの時は賞球がない為にチャッカーの玉が溜まってしまい、チャッカーやアタッカーからあふれることもごくまれにあります。新しい機種ではバックアップ機能によって賞球を保証しているので、玉があふれることはありません。
・ドブ(シマの中の床の傾斜のこと。前ページの図を参照)が詰まると傾斜が玉だらけになり、アウトボックスの先のバネ状の先が詰まるとアウトボックスが溢れて最終的には同じシマの複数台のセル盤の一番下の穴から玉が溢れてきます。滅多にないことですが裏詰まりなどで台を開けたときにドブ詰まりに気づいた時には、お祭り騒ぎになる前にすぐに報告して下さい。
最後に万年平社員だったペーペーの私から、パチンコ業界で働こうとしているあなたへ貴重なアドバイスです。交換時に床のドル箱を持とうとしてしゃがんだ拍子にズボンの尻の部分が裂けて破れることがあります。裂けている本人は爽快ですが見ている客は不快です。しゃがむ時にはくれぐれもご注意下さい。







