店選びから順に説明していきたい所ですが、まずはパチンコの基本を知らないと他の説明が出来ません。このサイトは「スタート回転って何?」という方を対象としているのでまずはパチンコの遊び方を説明した後で店選びから換金までを説明します。

なお当サイトでは主に「CRスーパー海物語」と「CR大海物語」を例として扱っています。これらの海物語シリーズはパチンコでは1番有名だと言われている「CR海物語」の後継機で、初心者にもお勧めです。入れ替わりの激しい他の機種とは違い、スーパー海物語はほとんどの店に置いてあります。

大&新海物語のことを単にスーパー海(うみ)や大海(おおうみ)やシーストーリーと呼んだりします。当サイトでも一部で通称を使用しています。発売順序は海物語→新海→新海スペシャル→大海→スーパー海の順で、初代海物語・新海は2006年10月現在ほとんど見かけません。

一番一般的なパチンコの性質を有するため、当サイトでは初心者向けに海シリーズをお勧めしています。しかし射幸性(しゃこうせい・ギャンブル性)が高いため、初めての大当りを経験するまでに数万円単位の資金が必要です。近年はハネデジと呼ばれる低資金で遊べるパチンコも登場しているため、金銭面で不安がある方はこのコーナーを読み終えたあとでハネデジ羽根物コーナーもご覧下さい。

1-A 名称と働き

現在のパチンコの主流は液晶画面などのメインデジタルに3つの数字が揃ったら大当りとなるデジパチ(デジタルパチンコの略)が主流でホールの大部分を占めます。その他に羽根物・ハネデジと呼ばれる種類のパチンコも有名です。

店によっては権利物・普通機・一般電役などの種類のパチンコが置いてありますが、いずれも初心者向けではありません。パチンコの内容で区別するのとは別に、プリペイドカード式か現金式かで区別する場合もあります。プリペイド式のパチンコをCR機(シーアールき)と呼び現金式を現金機と呼びます。つい最近まではCR機と言えばデジパチのことを指すことが多かったのですが、現在では羽根物でもカード式が普通になり現金機を見かけることはあまりありません。

それでは下の図を見てください。まず正面に台があり、その左にサンド(台と台の間に挟まれることからサンドイッチの略)が位置し、台の上にナンバーランプ(台番が付いているのでこう呼びます)があります。台とサンドとナンバーランプはそれぞれ別の会社が作っています。同一店舗のCR機全てのサンドが同じものです。ナンバーランプは店によって種類が異なりますが、店の中のナンバーランプは全て統一されています。(まれにスロットだけナンバーランプが違う場合があります。)

下の図は海シリーズの先代機「CR海物語」の台をベースに描いてありますが、デジパチならどんな台でも見た目や位置が違うだけで下記の項目はほぼ必ずあります。下の図の各項目をクリックすると説明が図の下に表示されます。

ナンバーランプ

主に店員を呼ぶために使用します。その他大当り時や確変時も点滅します。ボタンが2つ以上ある場合は「CALL」や「呼出」と書いてあるボタンが呼出用のボタンです。呼出ボタンを押すとナンバーランプそれ自体が点灯し、同時に通路の端にある店員用のランプが点滅して店員に呼んでいることを知らせます。このボタンは1回押す毎にON/OFFが切り替わるので店員が来ないからといってボタンを連打すると逆効果です。近頃のランプはデータ機能が付いてグラフの表示や前日のデータを見られるランプがほとんどです。

サンド

プリペイドカードを挿入する機械です。CR機のサンドでお金の挿入口がある場合はサンドがカード販売機を兼ねています。他に台間サンドやカードユニットとも呼びます。

賞球ランプ

どこかの穴(主にスタートチャッカーやアタッカー)に玉が入るとその穴に応じた数の玉が払い出されます(これを賞球と呼びます)が、その時に一瞬光ります。これが点灯したままの時は賞球異常です。原因は下皿が玉で一杯か、裏で玉が詰まっています。下皿が一杯でなければ店員を呼びましょう。場所は機種によって様々です。特に重要ではありません。

スルーチャッカー

この左右のゲートのどちらかを通ると小デジタル(機種によって1桁のデジタルや○×など様々)が回りだします。機種によっては左右ではなく左のみの場合があります。小デジタルもこのスルーも特に重要ではありません。「スルーチャッカー」は払い出しのないチャッカー全てを指すようですが、一般的に「スルー」と言うとこの小デジタルのゲートを指します。時に権利物のスタートチャッカーを指すこともあるのでこの語の使用時には注意が必要です。

保留ランプ(小)

液晶画面の左(と右)のスルーに入った玉を保留します。小デジタルが1回転すると1つ消費されます。小デジタルと同じく特に重要ではありません。上図では液晶の下に位置していますがCR海物語は通常の保留表示の間に1桁の小デジタルがあってその左右に小さい4つの丸い小デジ用の保留ランプがあります。機種によってはアタッカーの隣にあったり位置や表示方法は様々です。

小デジタル

液晶画面の左(と右)のスルーチャッカーを玉が通過した時に抽選を始めます。この小デジの抽選に当ったときにスタートチャッカーの電チューが開きます。通常時の抽選は非常に時間がかかりますが、確変・時短中はほとんど時間がかからず電チューの開放時間も長くなるため玉持ちが良くなります。この小デジは特に重要ではありません。上図では液晶の下に位置していますが、CR海物語は液晶の上にある1桁のデジタルで、CR新海物語では液晶の左上にある○×です。場所や大きさは機種によって非常に多種多様で、液晶画面内にグラフィックで表示されたりアタッカーの隣にあったり様々です。

上皿レバー/ボタン

このレバーをスライドさせると上皿の玉が下皿に流れていきます。この上皿のレバーは交換時(やめる時)にしか使いません。レバーではなくてボタンの機種も多くあります。

上皿

玉貸ボタンを押した時や賞球(払い出し)された玉は全てここに出てきます。又、ここの玉が打ち出されます。この上皿が満タンの時に賞球があるとその玉は自動的に下皿に出てきます。上皿の玉が無くなったら玉貸ボタンを押すか下皿・ドル箱の玉を手で移す必要があります。

下皿

上皿が満タンの時に賞球(玉が出ること)があると自動的に下皿に出てきます。下皿が満タンになってさらに賞球が続くとしばらして玉の打ち出しが止まります。上皿が空になっても下皿の玉は自動で上皿に移動することは無いので、下皿の玉は手で移す必要があります。

下皿レバー
(下皿返却レバー)

このレバーをスライドさせると下皿の底のシャッターが開いて、玉がドル箱(透明の玉を入れる箱)に落ちていきます。下皿が満タンの時にしばらく賞球(玉が出ること)が続くと玉が止まるので、そうならないようにこのレバーでドル箱に玉を移してください。このレバーを使わずに手で移す人もいます。大当り時か交換時にしか使用しません。機種によっては開けたままに出来たり、ボタン式のものもあります。

ブッコミ

玉を打ち出す時に狙う場所です。部品の名称ではなく上部に並んだ釘と、その左側の釘の列の間の大体の位置を指します。ここを狙わなければならないという訳ではなく、実際はスタートチャッカーにより多くの玉が入ればどこでもいいです。

保留ランプ

回転中(液晶画面の数字が動き出してから止まるまで)にスタートチャッカーに入った玉を保留します。一回転する毎にランプを1つ消費します。場所や大きさは機種によって非常に多種多様で、液晶画面内にグラフィックで表示されるものも多くあります。

液晶画面

スタートチャッカーに玉が入ると数字が動き出して数秒後に止まります。スタートチャッカーに玉が入るたびにそれを繰り返します。遊戯中は主にこの画面を見つめることになります。機種によってはスロットのような「ドラム」と呼ばれる短い筒を横にした物が並んでいる場合がありますが役割は同じです。単に液晶や画面と呼ぶこともあります。

スタートチャッカー

ここに玉が入ると液晶画面の数字が動き出し、4個か3個の賞球(玉が出てくること)があります。ひたすらここを目指して打ち続けることになります。スタートチャッカーのすぐ上の2本の釘が特に重要な為、その釘を「命釘(いのちくぎ)」と呼びます。機種によってはこの部分が2つに分かれており、上の穴に玉が入ると賞球が3個で下の電動チューリップ(電チュー)に玉が入ると賞球が5個というものもあります。単にチャッカーと言ったり、始動口やヘソと書かれる場合もあります。(「チャッカー」のみだと正式には賞球のある穴全てを指します。)

アタッカー

大当り時のみ開きます。ここに玉が1個入るごとに15個の賞球があります。

玉貸・返却ボタン
&残高表示

玉は「買う」のではなく「借りる」(特に意識する必要は無し)ので「玉貸」ボタンです。このボタンを押すと500円分の125個の玉が上皿に出てきます。店によっては1000円分一気に出てきます。カードに残高があるとき返却ボタンを押すとサンドからカードが返却されます。残高表示部にはサンドに入れたカードの残高が表示されます。後ろ2桁は必要ないためデジタル部には表示されません。(残高1000円の場合は10と表示されます。)ほとんどの機種でこのデジタル表示は玉貸・返却の両ボタンのすぐ近くにありますが一部の機種で離れています。しかし上皿の近くに必ずあります。どれだけ探しても無い場合は多分現金機です。

ハンドル

ハンドルを右側へ回すほど玉は強く右の方に飛ばされます。銀色の部分がタッチセンサーになっているのでそこに皮膚が触れていないと飛びません。

一部の機種(平和やサミーなどの会社の台)で上皿・下皿一体型というのがありますが、これは下皿が無くなっただけで上皿レバーと下皿レバーに相当するものは付いています。京楽というメーカーの台は上皿レバーと下皿レバーの区別は無く、排出ボタンが一つだけです。

1-B ?V????

各部の名称にざっと目を通した所で 早速ゲーム性の説明をしたいと思います。まずはとにかく液晶画面下のスタートチャッカーと呼ばれる穴に入るように玉を打ちます。スタートチャッカーに玉が入ると画面の数字が動き出します。数字が動き出してから止まるまでを「1回転」と言います。1回転にかかる時間は保留玉の数により異なりますが通常約3秒〜10秒です。1回転が終了するとナンバーランプのスタート回転の数字が1つ増えます。大当りが終了した時にスタート回転の数字は0に戻ります。

回転中に外側の2つの数字が同じ数字で止まった場合、真ん中の数字が揃うか揃わないかを普通より時間をかけて演出する「リーチ」に入る事があります。この時にハラハラしながらその演出を見るのがパチンコ1つの楽しみだと言えます。リーチの有無に関わらず、最終的に3つの数字が止まった時に同じ数字(絵柄)が揃うと見事 大当りとなります。大当りは1回〜数百回転に1回ですので例えるなら1日に数匹釣れる魚釣りのようなものです。(実際のパチンコの「楽しさ」は遊技そのものよりも大当りによって見返りがあるというギャンブルの本質そのものです。)

デジパチの確率は1/300〜1/500が一般的です。CR新海物語M8Zを例にとると確率は1/350.5なので最低でも351回まわせば1回は大当りすると思うかもしれません。実際は全てのパチンコ台で「完全確率方式」と呼ばれる毎回同じ確率(この場合は1/350.5)で抽選する方式なので大当り直後の1回転で大当りすることもあれば3,000回転まわしても大当りしないこともあります。そのためスタート回転の表示が330位だからといってその台に座るのはほとんど無意味です。1,000円で20回転と仮定した場合、3,000回転まわすには15万円必要ということになります。くれぐれもツっ込みすぎないように注意してください。

完全確率方式をくじを例にもう少し説明します。6本のうち1本が当たりくじだとして、1本引くごとにそのくじを捨てていくと最高でも6回ひけば1回は必ず当たります。逆に1本ひいた後に毎回そのくじを元に戻す場合は何度ひいても確率は1/6です。運が悪ければ100回ひいても当たらない場合もあるはずです。この後者の方が完全確率方式です。

遊技中は機種によって背景が変わったり特別なキャラクターが出たり、中にはボタンを押してリーチを選択するものや不意に出てくるコインを貯めるものもありますが、ただの演出です。思わせぶりにするのがメーカーの腕の見せ所ですので「完全確率方式」ということを常に頭に置いて、熱くなりすぎないようにして下さい。

<PC版のみ>「1回転」や「リーチ」はビデオでの説明も用意してありますので、ブロードバンドの方はこちらも併せてご覧ください。


次は具体的な遊技法です。まず前節の図にもありますが台の右下にあるのがハンドルです。ハンドルは同じ位置で握っているだけでモーターにより1分間に100個の玉が打ち出されます。ハンドルの回し具合で玉の強弱を調整でき、右に回すほど盤面の右の方に玉が飛んで行きます。狙う場所はブッコミと呼ばれる液晶画面の左上のあたりです。(ブッコミの場所は上の図で確認して下さい。新機種では釘構成によりどこがブッコミか分からない台も多々あります。)このブッコミを狙えば自然と玉はスタートチャッカーの方へ流れていきます。

最初はどこを狙うか非常に気になると思いますが、慣れてくると「スタートチャッカーに玉が入ればどこでもいいや」となってきます。ブッコミ狙いであまり入らない場合は液晶の真上を狙って、液晶の左右に玉が行くようにするやり方でもかまいません。初心者の中には玉がぜんぜんチャッカーに入らないときに「こいつ下手なんじゃないか?」と周りの人が思っている気がしてあせるかもしれませんが、同じ台で打ち続けた場合、入らないときは1分以上入らずに入るときは6個ぐらい連続で入る場合もあるので気にする必要はありません。あまり入らない場合は別の台に移るか玉を打つ強さを調整してください。

スタートチャッカーに玉が入ると3個の玉が払い出されます。これを賞球と呼びます。セル盤(絵が描いてあって釘の打ってある円形に見える板)の右端のシールに「3&4&14」のような小さな数字が書いてありますが、これはスタートチャッカーの賞球が3個、アタッカーが14個という意味です。その近くに1/350.5のような数字があったらそれがその台の大当りする確率です。

玉を打ちながら画面の下部の4つ並んだランプに注目してください。これは「保留玉」を表示するランプで、数字が回転中にスタートチャッカーに玉が入った場合に1つずつ増えていきます。保留玉がある時に数字が回転し終わると保留玉のランプが1つ消えてそのランプの分の回転が始まります。保留玉ランプが4個点いているときに玉が入っても賞球はありますが、4つ以上保留はされません。

ウェイトボタンの位置の例

保留玉のランプが4個点いている時に打っていると、回してナンボのパチンコでは損になります。まして長いリーチになったりするとなおさらです。ここで登場するのがハンドルの左の部分(親指があたる場所)についているウェイトボタンです。(機種によってはハンドル付け根の付近にあるボタン。右図を参照。)このボタンを押してる間は玉の発射が止まるのでハンドルの強さを変えずに玉を止めることが可能です。保留玉を気にせずにずーっと打ち続けることを通称「おやじ打ち」といいます。保留玉の表示は液晶画面内に表示されたり液晶画面の左右に表示されたり様々です。そのため店員に聞いても知らないことがしばしばあります。

スーパー海物語の液晶画面外の右上に○×がありますがこれは、液晶画面外の左と右にあるスルー(スルーチャッカーの略。賞球の無いチャッカー(穴)のこと。ここではGOなどと書かれたゲートのような穴を指します)に玉が通ったときに動き出します。この○×を「小デジタル」と呼びます。数十秒の抽選を経て小デジタルに当選するとスタートチャッカーのところの電チュー(電動チューリップの略。遊技中にスタートチャッカーを見つめていると時々開く所)が開きます。

液晶画面外の上部の小さな4つのランプが小デジタルの保留玉です。機種によっては小デジタルが○×では無く1桁の小さなデジタルで表示されたり液晶画面内に小さなグラフィックで表示されたり小デジタルの保留玉の表示も様々ですが、この小デジタルは知識として知っておいたほうがいいだけで、遊技中は気にも留めません。

ちなみに大当りか否かは玉がチャッカーに入った時点で決まっていて、その結果に基づいて色々な演出を出しています。そのためリーチ中に台をガンガン叩いたところで何の意味もありません。それを知ったところで世のおじさんたちが台を叩かなくなるとは思えませんが。

ここまで読むと複雑に思われるかもしれませんが、現実にはハンドルを握る右手は台に座って強弱を調整した後はずーっと(大当り中も)動かす必要はありません。左手の役割は玉貸ボタンを押すか、下皿・ドル箱から上皿に玉を移して上皿の玉がなくならないようにすることです。

最近の台には必ずといっていいほど大きな演出用のボタンが付いています。液晶で「Push」などの表示が出た時にこのボタンを押すことにより演出を変化・発展させることができます。しかしこのボタンが影響するのは演出のみで、大当りには一切影響しません。例えばリーチで対決をする演出が出ていて「連打!!」などの表示が出ていて、ボタンを連打した後に勝った(大当りした)としてもその大当りはボタンによるものではありません。もしこのリーチでボタンを押さずに負けたとしても、内部の抽選で大当りしていた場合は復活演出などにより最終的には勝つ(大当りする)ことになります。

ウェイトボタンや演出用ボタンの写真はよくある質問の「インターフェイス」をご覧下さい。

Point1:スタートチャッカーを狙ってとにかく回し続けましょう。

Point2:演出用のボタンは大当りには一切影響しません。

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