2-A 大当り

数百回転(運がよければ数回転)まわした後で見事3つの数字が揃うと大当りとなります。大当り中はアタッカーに玉が入り続け、その賞球によって大量の出玉を獲得します。大当り中に狙う場所はスタートチャッカーのすぐ下のアタッカーなので通常時と同じく最初から最後までずーっとハンドルの強さを変える必要はありません

大当り中はアタッカーに10個玉が入る毎に1秒ほどアタッカーが閉じてまたすぐに開きます。アタッカーが開いてから閉じるまでを「ラウンド」と呼びます。ラウンド中はアタッカーに玉が9個入るか、9個入らなくても約30秒経過するとアタッカーが閉じて次のラウンドに進みます。ラウンドは15ラウンドまで続きます。機種・スペック(仕様)によっては1ラウンドあたりに入る玉の個数が10個や、ラウンド数が15ではなく14ラウンドまでというものも多く存在します。

スペック(仕様)を論じる時は1ラウンドあたりの個数を「カウント」と呼び、1ラウンドあたり9個の場合は9C(CはCountの略)と書かれます。「15R9C」だと9個で1ラウンドが15ラウンドまで続くという意味です。「ラウンド」と「カウント」は何回か大当りを経験するうちに自然と覚えるので別に気にする必要はありません。

アタッカーに1個玉が入る毎に14個の賞球があり、大当り中はアタッカーに玉が入り続けるため賞球され続けます。賞球として払い出された玉はまず上皿に出てきます。上皿が一杯になると次は下皿に玉が出てきます。下皿が満タンになって更にしばらく賞球が続くと玉が飛ばなくなるのでそうなる前に下皿のレバーかボタンで底のシャッターを開いて玉をドル箱(出てきた玉を入れるプラスチックの透明の箱)に落としてください。(下皿が満タンになってからどれくらいで玉飛びが止まるか試したことはありませんが大当りが始まってから6ラウンドまで下皿のシャッターを開けなくても全然平気です。機種によっては「玉を抜いてください」という音が出るものもあります。)大当りは約3分程度で終わり、大当り1回でちょうどドル箱1杯分の出玉が出ます。

空のドル箱に玉を落とすときはかなりうるさいので最初はシャッターを使わず手で玉を掴んで下皿からドル箱へ移すという方法もあります。シャッターの存在を知っているのにひたすら手で移し続けるおじさんもいます。

アタッカーは1個玉が入る毎に14個の賞球があるので1ラウンドで9個×賞球14個=126個、1ラウンド126個×15ラウンドで1890個で、打って減る玉とチャッカーの賞球を考慮に入れて約1800発です。交換率が「35個で100円」とすると大当り1回で約5000円となります。(何個で100円かという交換率は店・地域によって異なります。交換率に関して詳しくはよくある質問のコーナーをご覧下さい。)ドル箱は約2000個の玉が入るので大当り1回分です。(発は個と同じ意味です。玉が数個の場合は「個」、数十個を超えると「発」と「個」の両方を使う傾向があります。)

Point1:「ラウンド」と「カウント」は特に気にする必要はありません。

Point2:右手のハンドルは大当り中もそのままです。

2-B 確変・時短

大当りに関して忘れていけないのが「確変(かくへん・確率変動の略)」です。海物語シリーズの場合は奇数の数字が3つ揃っての大当りが確変、偶数の数字が3つ揃っての大当りが単発(1回で終わるためこう呼ぶ)です。確変・単発のどちらになるかの確率は機種・スペックにより様々ですが、スーパー海と大海では60%か50%のスペックがあり大当りのおよそ半分が確変となります。この確変になるかならないかの確率を「確変突入率」または「確変継続率」と呼びます。

奇数の数字が3つ揃っての大当りが終了した後は液晶画面の背景が赤くなり確変中ということをあらわし、確変は次の大当りまで続きます。確率変動中という言葉からは確変中は確率がコロコロ変わっているかと想像する方もいるかもしれませんが、実際は確変中の確率は変動中という名にもかかわらず1/60くらい(機種・スペックにより異なる)で固定されています。要するにデジパチには低確率(1/300〜1/400程度)と高確率(1/50程度)の2つの確率があって高確率の状態を確変中と呼ぶわけです。

確変中は電チュー(電動チューリップ)がよく開く(小デジタルの抽選時間が短くなって電チューの開く時間・回数が増える)ため、玉が減りにくくなります。(減らないことを保証しているわけではないので店(釘調整)によっては減ります。まれにわずかながら増える店もあります。)玉が減りにくいので確変中は保留玉を気にせずおやじ打ちで構いません。確変中は大当りするかどうかではなく、次の大当りが単発か確変かどうかでハラハラします。機種によっては確変図柄の数と単発図柄の数の割合が確変突入率と違うものがありますが、確変図柄の全図柄に占める割合が確変突入継続率を表すわけではありません。確変の数字・図柄は機種によって様々です。

確変で大当りすると店員が空のドル箱を椅子の下に置いていきます。そして大当り終了後にまた店員がやってきて今の大当りで一杯になったドル箱を椅子の下に用意しておいた空のドル箱と交換してくれます。親切な店では満タンのドル箱を下ろしてから空の箱をカウンターに乗せてくれますが、少し古い店では空のドル箱を客に持たせてから満タンのドル箱を店員が下ろすという場合もあります。店員が来て空のドル箱を目の前に差し出したら後者の方です。

スーパー海では単発図柄で大当りしても大当り終了後に確変になっている場合があります。これは内部的に確変大当りだったのを単発に見せかけているだけで、大当りが終了するまで期待感を煽(あお)るための演出です。


2002年後半以降の内規改定により時短(じたん。変動時間短縮の略)がデジパチに復活しました。先代の海物語の時代の機種には確変のみで時短はありませんが、新海物語以降の現在の機種のほとんどに確変と時短があります。海シリーズの場合、時短中は背景が緑色になります。時短中も確変中と同じように電チューがよく開き玉がほとんど減りませんが、ほとんどの機種で時短は100回転で終了します。時短終了後から玉は減り始めるので時短中に店員がドル箱を交換することはありません

簡単にまとめると、「確変は次の大当りまで玉が減りにくく、大当りが来るのも早い」「時短は○回転の間、玉が減りにくいだけ。(大当りの確率は通常の低確率のまま)」です。ちなみに確変と時短中は放っておいたらずーっとそのままなので確変・時短中に食事休憩(30分程度の休憩の事)へ行っても大丈夫です。(店によっては確変・時短中は食事休憩禁止の所もあります。)

確変・時短中の画面は通常画面と少し違います。機種によって「確変中」と出たり、背景が変わったり色々です。時短のことを「チャンスタイム」と呼ぶ機種も多く見かけます。多くの店で確変中・時短中はナンバーランプが点滅します。

2003年末以降に登場した2003年内規対応の機種には「全図柄で確変、つまり確変確率1/1 & 数回転で確変が終了する回数切り確変 & 回数切り確変に続く数十回転の時短」のようなスペックを持つものもあります。2003年内規に関して詳しくはよくある質問のコーナーをご覧下さい。回数切り確変は新海物語と大海物語には関係ありません。

一昔前の機種の確変突入継続確率はほぼ全ての機種で50%でしたが、2004年の新規則以降は非常に高い確変突入率を持つものもあります。これらの台は一度大当りするとその高い確変突入率により大量の出玉を獲得できますが、その代償として通常時の確率が低いなど店側が損をしないようになっています。言い換えれば客が大負けする機会を増やすことにより大勝ちする可能性を高める、いわゆる「ハイリスク・ハイリターン」でので初心者の方は注意してください。

<PC版のみ>「大当り・確変・時短」はビデオでの説明も用意してありますので、ブロードバンドの方はこちらも併せてご覧ください。

Point1:確変は次の大当りまで高確率で玉も減らない。

Point2:時短は○回転玉が減らないだけのただのオマケ。

2-C 持ち玉遊技

大当りが終わった後は出てきた玉で連続遊技可能か、即交換か店によって様々です。台ガラスの下部を見ると帯のような紙かプラスチックがあります。そこに無制限かノーパンクか無定量とだけ書いてあったら出てきた玉で続けて遊技ができます。「無制限」と「ノーパンク」と「無定量」は全て同じ意味です。

「ノーパンク」は、大当りが途中で終了する意味の「パンク」とは全く関係ありません

帯に「初回3・5・7ラッキー→初回4・6・8交換」というような感じで「ラッキー」という語が書いてあった場合はかなりややこしいです。このように大当りした数字によって持ち玉遊技可能か交換かを決める営業形態を「ラッキーナンバー制」(略してLN制)と呼びます。LN制に関しての説明は長くなるのでよくある質問コーナーで解説しています。詳しくはそちらをご覧ください。

交換かどうか分からない場合は店員に聞きましょう。初心者にはLN制(ラッキーナンバー制の略)の店よりも無制限の店の方が断然分りやすいです。LN制で交換となった場合は上皿・下皿を自分で空にしてから店員が来るのを待ってください。

これらの「持ち玉遊技か交換か」という概念は借入時と交換時の玉の価値が違うために存在します。借入時の玉の価値は全国一律1個4円ですが、交換時は店によって異なる交換率により玉の価値が決まります。店からすると大当り終了時に交換させてその後は現金投資をしてもらった方が儲かります。客からするとこの後も同じ台で打とうとしている場合は、交換だったら残念で持ち玉遊技可能ならヨカッタネとなります。(交換率について詳しくはよくある質問コーナーをご覧下さい。)

初心者にとっては不思議ですがパチンコ店のルールとして等価交換店以外では原則として「出た玉は出た台で出した人が使う」というどこかの大統領みたいなのが決まりですので必ず覚えておいてください。しかしながら2005年頃から等価交換でなくとも台移動・共有可能な店が急速に増えています。ルールについて詳しくは6ページ目の禁止事項を参照してください。等価交換に関して詳しくはよくある質問コーナーの「換金率」をご覧下さい。

店によっては「玉すくいカップ」と呼ばれるコップのようなものが各台かナンバーランプの脇に設置してあるので、手でやるはイヤという人はそれを使ってドル箱から上皿に玉を移して下さい。近くに古瀬絵理アナがいても「玉すくいカップ」を使って下さい。

Point1:現在はほとんどの店が無制限です。

Point2:現在は多くの店で台移動・出玉共有が可能です。

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