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スロットは大当り中でも自分のペースで遊技することが出来ますが、パチンコは大当りが始まったら終了するまで席を離れるわけにはいきません。超初心者にとって大当りは一大イベントであり、いかに乗り切ることが出来るかが尽きない悩みの種の一つであります。
大当り中に店員を呼ぶ一番の理由はドル箱の交換ですが、これについてはこの後でじっくり解説することにしまして、まずはトラブル時の対処法です。大当り中に一番多いトラブルは「裏詰まり」です。その名の通り、裏で玉が詰まっているために玉が全く出てきません。アタッカーに玉が入っているのに賞球が全然ないのを確認したらすぐに店員を呼んでください。
次に多いトラブルは「前止まり」です。釘と釘の間に玉が詰まりどんどん積もっていく現象です。ブドウの房に似ていることから、単に「ブドウ」と呼ばれることもあります。こうなった場合はアタッカーに玉が流れなくなるのでパンクの危険が出てきます。発見次第すぐに店員を呼んでください。店員が来るまでの間は別のルート(左のほうで止まっている場合は右から玉が流れるように)を探して打って下さい。
大当り中に遭遇することは少ないですがまれに発生するトラブルが「玉飛び不良」です。主に発射部分で玉が渋滞しているのが原因で、ハンドルを回しているのに玉が飛ばなくなります。この場合は台ガラス&上皿を開けて玉を取り除く必要があるためにすぐに店員を呼んでください。しかし下皿の玉を抜き忘れて数ラウンド経過した場合も似た症状になるため、おっちょこちょいさんにならないよう店員を呼ぶ前に下皿を確認して下さい。
「前止まり」と「玉飛び不良」を解消するには台ガラスを開ける必要がありますが、台ガラスを開けると玉は釘にあたって手前にどんどん落ちてきます。(実際に見てみないと信じられないと思いますが、ガラスと盤面に挟まれているためにあの玉の流れが可能となっています。)「裏詰まり」は台ガラスを開ける必要がないためほとんどの場合に店員が対応中もそのまま打ち続けますが、「前止まり」などで台ガラスを開ける際に店員から玉を止めるよういわれた時にはハンドルから手を離してください。そのラウンド分の玉はパンクしないように店員がアタッカーに直接手でいれてくれるハズです。
それでは大当り中に一番店員を呼ぶ機会の多い空箱への交換時の説明です。ドル箱は1箱で約2,000個入ります。これに対して一回の大当り出玉は釘やスペックによっても異なりますが、約1,800発程度ですので1回の大当りで丁度ドル箱1杯分です。最初の大当りではドル箱は空のはずなので何の問題も無く入ります。毎回大当りのたびに丁度1杯になればよいのですが、そんなに都合よく大当りは発生しません。最初の大当りが終了した後は持ち玉がドル箱の半分位の時に次の大当りが発生することも往往にしてあります。
同じ機種でも換金率が高い店ほど大当りの出玉が少なくなる(釘が渋くなる)傾向にあり、等価の店では1回の大当りで1,500発ほどしか出ないことも少なくありません。
ここでは大当り発生時のドル箱の玉の量を「A:少し」と「B:あと少し」と「C:半分くらい」の3つのシチュエーションに分けて解説します。かなり詳しく書いておりますが、気にするのは最初の頃だけで慣れれば気にも留めないことばかりです。
各場面毎の説明に入る前になぜ店員を呼ぶ必要があるのかという疑問を順に解いておきます。大当り中に箱が満タンになると下皿の玉を移す場所が無く、下皿も満タンになります。下皿が満タンになった後に更に賞球が続く(数ラウンド間)と玉の打ち出しが止まります。玉の打ち出しが止まるとアタッカーに玉が入りません。ラウンド中に1個もアタッカー(正確にはその中のVゾーン)に玉が入らないとパンクとなり大当りが途中で終了してしまいます。このパンクを防ぐために店員を呼んで箱を交換してもらいます。
そでれはまずドル箱に2割(20%)くらいの玉がある時に大当りした場合です。この時はドル箱を山盛りにすれば余裕で入りますので店員を呼ぶ必要は全くありません。確変図柄で大当りしていた場合は店員が確変中であることを見つけ次第、空箱と交換してくれますのでわざわざ呼ぶ必要はありません。
次のケースは大当り発生時にドル箱に約8割の玉があるときです。発生直後に呼んでもいないのに店員が来た場合は、この量で空箱と交換することも多くあります。店が暇で店員に余裕のある時は、一旦その場を離れて満タンになった頃に戻ってくることもあります。いずれにせよこの量で大当りした場合には空箱と交換が必須ですので満タンになっても店員が来ない場合はランプで呼んで下さい。
最後はドル箱が半分くらいの時です。この場合の対応は店員によってさまざまですが、大当り発生直後に床に既に出玉がある場合はそこに足して上図Aの左の量にする店員もいます。この量で空箱と交換する店員もいますが、何もせずに立ち去った場合はドル箱が満タンになった時にランプで呼んでください。
ランプで呼んでも店員が来ない時は上図Cでも下皿と玉すくいカップを満タンにすれば何とか入ります。中には店員が交換しようとするのを断って詰め込む人もいますが、玉がこぼれやすくなるため推奨しません。
玉がこぼれる以外にも、下皿が満タンで溜まっている賞球もある時にその溜まっている玉を大当り終了後に解放すると、大当りでもないのに賞球が異常に多いために事務所などで警報が鳴ることがあります。異常の警報が鳴ったことは客からは分かりませんが、店員がやってきて後ろでしばらく立っていたり、時には下皿を満タンにしないよう注意されることもあるのでチョー山盛りはやめましょう。
上図Bの時に呼んでも店員が来ないとなると少しキビシイ状況に陥りますが、この場合は自分でやるのが一番です。隣の席のどちらかが空いている時は空いている席の空箱を自分のひざの上に置いて満タンの箱をそちらにずらすという手法が一般的です。満タンの箱をズラすのではなく隣の椅子に置く人や、箱は移動させずに玉を隣の空台の空箱に少しずつ手で移す人もいます。
両隣に客がいる場合は、近くの空箱を持ってくることになります。アタッカーが閉じるまでは約30秒ほどありますので10個入らず少し損する可能性もありますが、パンクの危険は避けることが出来ます。
自分でやるのは嫌という人は、開き直ってパンクするまでそのまま続けるという手もあります。ランプで呼んでいるにも関わらず店員が来なかったためにパンクしたとなれば、ほとんどの店で補償(ここでは大当り一回分に満たない分の玉を強制的に出すことの意)をしてくれると思いますのでパンク後に店員に文句を言ってください。
ランプを点けたつもりが点いていなかったということもあります。呼出ボタンを押すとナンバーランプが点灯するので、なかなか店員が来ない時は点灯しているか確認して下さい。
<やってもいいですが、やらないほうがよいこと>
ドル箱が満タンになっていないのに呼ぶ・・・大当り発生直後に持ち玉の量に関わらずあわてて呼び出しランプを点ける人がいますが、ドル箱が満タンになるまでの間に店員が来る機会が大いにありますので呼ぶ必要は全くありません。
床に積むドル箱を山盛りにする・・・連チャンした場合は床に下ろしたドル箱の上に次の出玉をどんどん積んで行くことになりますが、下の箱が山盛りだと上に積んだときに玉がこぼれます。前述のAの場面ではドル箱を山盛りにしていますが、確変の場合は床に下ろすことになるため、確変図柄での大当り時は ドル箱ではなく下皿を満タンにして、空き箱と交換してもらった後に下皿のシャッターを開放するのが望ましいと考えられます。
大当り確定後、再抽選の時に呼ぶ・・・大当り開始時(再抽選も終わった後)にはナンバーランプが点滅し多くの店でその島一列をランプが走ります。この時にコーナーランプ(島端に設置してあるランプ)が点滅してその列で大当りがあった事を店員に知らせます。下皿が満タンになっても数ラウンドは打ち出しが止まることは無いので、呼び出しランプで無理にせかす必要はありません。しかし上図Cの一番下の図のように下皿もドル箱も満タンの時は鼻水がなびくほど急がせましょう。
確変図柄での大当り終了直後すぐに呼ぶ・・・店員は巡回中に確変中の台を見つけたらすぐに箱を交換します。そのためこのような場面でランプを使用すると、他の緊急の用事の客への対応が遅くなります。ちなみにこのような人はほとんどいません。
時短中に呼ぶ・・・確変中は次の大当りまで玉の減りにくい状態が続くために空箱に交換しますが、時短は回数切り(ほとんどが100回)で終了し、大当り確率は通常時と同じです。確変中のように大当りしやすいわけでもなく時短が終了すると玉が減り始めるために、空箱に交換してもすぐにまた満タンの箱と交換することになります。このような人は絶滅危惧種に指定されています。
確変図柄で大当りした時は店員が空箱を椅子の下に置いて行きますが、これは店員が仕事のしやすいように置いているだけで、セルフサービスという意味ではありません。ドル箱が満タンの時に大当りしたら遠慮なく店員を呼んで箱を交換してもらって下さい。
このページでは「交換」という語を多用していますが、パチンコで「交換」というと普通は「遊技をやめてレシートに交換する」すなわちジェットカウンターに玉を流すということです。「満タンのドル箱を空箱に交換して」と言うつもりでただ単に「交換して」と言うと出玉を全部運ばれるので注意が必要です。この場合は「空箱に交換して」と言うよりも「箱を下ろして」と言うほうが適切です。
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